「優しい日本人であれ」という記事を読んで。。。「好きと得意と喜ばれる」について少し突っ込んで考えてみました |
野球解説者の豊田泰光さんが、少し前の新聞コラムに「優しい日本人であれ」という記事を書いていました。曰く: •戦略着想:事業機会としての6W2Hと5Whysについて、一通りは定性的に語れるが、現地調査や潜在顧客へのインタビューなどは、まだまだ不十分な段階の初期戦略仮説。ちなみに6W2H と5Whysというのは:
-事業機会の 6W2H:Who (with Whom) sells What to Whom and How/When/Where and How the money comes。。。誰が(誰と一緒に・仲間として)、何を、誰に、どのように/いつ/どこで 売って、お金はどう入ってくるか、の基本骨格のことです。
-なぜこの事業機会が良いのかの 5Whys:「なぜ〇〇に着目したのか?」「なぜ顧客は喜んでくれるのか?(Value Proposition)」「なぜ競合に勝てるのか?(Competitive Advantage)」「技術的には。。。?」「事業規模/収益的には。。。?」
•戦略構想:現地調査や潜在顧客へのインタビューなどを踏まえ、より確信をもって「これなら行ける! わくわくドキドキ感」を持たせるレベルの戦略仮説。ただし「真剣なる懐疑心」からの質問にはまだ十分に答えられないレベル。ちなみに「真剣なる懐疑心」からの質問、というのは:
-「どれくらいの質と量の経営資源が必要で、いつ頃どれくらいの売り上げや利益が期待できるのか? どんな種類と量のリスクがあって、それらにどう対処するのか?」といった質問
•具体的戦略提言:経営資源配分の意味合いが明確な、戦略としての具体化や定量的リスクリターン分析を通じて、「真剣なる懐疑心」にもとづく質問にも十分に答えられ、関係者のやる気や納得感を醸成しうるレベルであり、企業・組織としての経営資源投入の意思決定を求めるもの
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