オンラインDDDでの話題ー「有言実行vs不言実行vs有言不実行vs不言不実行」 |
少し前になってしまいましたが、オンラインDM-DDDを2021年11月1日に行いました。今回は私も含めて5人でのオンラインDM-DDD(Decision Management – Drink, Dinner and Discussion:ディシジョンマネジメントに関心・共感を持つ仲間同士での、飲みながらの気楽な雑談会)となりました。 Aさんのこのエピソードを聞いていて、私が社会人1年目の上司に言われた「ビジネスマン/社会人なら、『反対するなら対案を示す』の精神で取り組むべし」という言葉を思い出しました。 「反対するなら対案を示す」はその後の私の社会人としての心得として非常に役立ち、今でも私の信条の1つです。 しかしながら、Aさんの上司の言葉と照らし合わせて考えると、「反対するなら対案を示す」を堅苦しく考えすぎると、ちゃんとした対案を示せないなら、不満や疑問があっても反対できない」ことになってしまいます。そうなると、誰かの当初の案に対する疑念がまわりから出てこず、案を改善する方向でのディスカッションが起きにくくなるという問題が生じてきます。 なので、私が当時の上司から聞いた言葉は、Aさんの上司の発想を反映させると「反対するなら対案を示せた方が良いし、できるだけそれにチャレンジすべきだ。でも、きちんとした対案が示せなくても、反対なり疑問の論点をぶつけて、その建設的ぶつかり合いの中から、より良い案をチームとして作り上げて行くのがよい」とアップデートされます。 幸いにして私は、「対案が思い浮かばないから、疑問も呈さないし反対もしない」という程おとなしいキャラクターではなかったので、必死に対案を考えるようにし、時には疑念をまずぶつけるということもしてきました。 |
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