2014年ゴールデンウィーク(GW)ブログアップ第4弾は、「ちょっとした、でも、とっても良い話」です。 4月下旬から5月上旬までは時間に余裕があるので、最近スポーツジムに行く頻度が増えています。その時、ジムの筋トレの前後にトリートメントというのを受けます。簡単にいうとスポーツマッサージなのですが、「筋肉トレーニングの前後に、その効果を高めるための調整をする」という意味でトリートメント(処置・手当・治療)と呼ばれています。 先日、このトリートメントを受けながら、当日の担当トレーナーのA子さんと雑談していた時の話です。 A子さんは、トリートメント関係の専門学校を出てから、現在のトリートメント会社(T社としておきます)に入り、私の通うジムや、様々なプロ、アマのスポーツチームなどの現場、それにT社の本院でトリートメントに従事しているのですが、専門学校時代の友人には、整形外科や整骨・整体院で働いている人も多いとのことです。その友人の一人(B子さんとしておきます)から最近以下の話を聞いて驚いたそうです。 友人B子さん曰く: 自分の働く整骨・整体院にはスタッフが何人かいるが、腕の良さもあって自分が一番患者さんの人気が高く、とても忙しく働いている。でも給料がそれで多くなるわけでもなく、損をしている。スタッフはみな、できるだけ少ない患者数で一日をやり過ごすようにしているが、残念ながら自分は指名が多いので、それができない。不満である。 これを聞いてA子さんは驚いたそうです。:彼女の勤めるT社では、忙しい時はスタッフ全員でお互いにカバーし合い、時間が空いているときは、互いにスキルアップのために教え合っている。自分も含めて、スタッフは皆、より多くのトリートメントを患者さん・お客さんに施術すること自体が楽しい人が集まっている。 今までB子さんの勤める整体・整骨院の待遇(給与や休暇など)を聞いて、自分のT社での待遇と比較して、正直羨ましいと思ったこともある。しかし今回の話を聞いて、全く羨ましくなくなった。待遇は良いに越したことはないが、やはり仕事をしているときの充実感や仲間との一体感を感じられる今の状況の方がずっと良いと思えるようになった。 A子さんの話を聞いていると、待遇面では—とくに休暇が随分少ないようで—T社に改善余地は大きそうではあるのですが、やはり人間の幸せはお金だけでなく—当然それも大事ではあるのですが—、仕事をはじめとして取り組む対象のやりがい、取り組むこと自体の楽しさ、顧客をはじめとして自分が交流するまわりの人達に喜んでもらえる嬉しさ、即ち「好きx得意x喜ばれる」のトータルの嬉しさ=Net Pleasure Value(正味嬉しさ総額)なんだなと、あらためて感じた次第です。 私のブログにしては全くひねりが無いのですが—–実は、どのブログ記事も「正論の主張」なので、「いつものごとくひねりが無い」のかもしれませんが—–、素直に感動した、「ちょっとした、でも、とっても良い話」でした!
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