「・・・で、どうする?⇒自分ならこうする!」の当事者意識を持とう! |
「批判するなら対案を出せ!」 これは、私が社会人になって最初の職場の上司から受けた強烈な叱責であり助言でした。 やるのは、業績管理目標必達を厳しく言い渡すのみ(⇒以前のブログで書いた「自動怒りマシン」状態ですね!)という光景です。 ************************************ …コミュニケーション能力-略してコミュ力。数年前から、若者たちのあいだでよく使われるようになった言葉である。
以上、少し政治の話に立ち入ってしまいましたが、 このブログでは政治について論じたいわけでなく、「単なる批判、評論家」ポジションをとる無責任意識、当事者意識の欠如の一例として、コラム記事に感じた違和感を紹介してみた次第です。 さて話を元に戻すと、上司/経営者サイドに見られる「一方的上から目線批判・評論家」症候群は、部下/ミドルに2つの深刻な症状をもたらします。1つは「飲み屋のグチ話・憂さ晴らし」症候群、もう1つは「枠にはめられたがり」症候群です。 悪口の対象となっている今の上司や経営層は「逃げ切れる」かもしれませんが、自分達は「逃げ切れない可能性が大きい」と認識して、 “It’s up to me/us!” 精神で、今日・明日から、少しずつでも建設的方向に打開できるよう、思考し発言し行動すべきではないかと考えます。 以上、「飲み屋のグチ話・憂さ晴らし」「枠にはめられたがり」という2つの症候群を紹介しました。この2つは、1人の人間の中の心理として繋がっているように感じます。昼間は「枠にはめられたがり」の中で、上司・経営層が「自動怒りマシン」的に設定した数値目標や「枠」の中で必死にまじめに取り組む。そこでは、上司の「一方的上から目線批判・評論家」的態度の中で不満・ストレスを抱えつつ頑張っている。それを夜になって「飲み屋のグチ話・憂さ晴らし」をして、何とか精神的平衡を保っているのではないか、ということです。 今の私の「一所」は、ディシジョンマネジメントを広めることを通じて世の中に貢献したいということです。より具体的には、 “It’s up to me/us!” の人たちが「で、どうする?!」のところで悩むことを想定し、そうした人や場面に役立ちたい・支援したいと思っています。 しかし残念ながら現実としては、 「で、どうする?!」 で悩む当事者意識をもった人は企業や組織の、せいぜい10人に3~4人くらいしかいないように感じます 。「自分はその人たちにさえ役立てばいい」と思って取り組みつつも、一方で、そうでない人たちにも 少しでも、「で、どうする?!」精神や”It’s up to me/us! ”精神を持ってもらいたいと願って、書籍の出版や論文寄稿、講演などに取り組んでいます。 |
コメント
|