「TPPが日本の農業を瓦解させ、ひいては日本という国の形を破壊する」 vs 「TPPに入らなければ、(製造業を中心とした)日本を支える産業が空洞化し、日本は滅びてしまう」 という両派の「一方的主張と難癖付け」になってしまっているように感じられます。
両派が—–といっても、それぞれの中では「具体的にこうする」についてはさらに基本主張が違っていたり、また実は具体策が何もなさそうな人達も混じっているようですが—–、「TPP絶対反対」 vs 「TPP絶対やるべし」的な「結論ありきの発想」から、それぞれの主張に都合のよい(かなり偏った)論拠や(ありえないくらい)極端な試算結果を示して、一方的に主張しあっている、つまりは「程度の低いディベート」になっている感じです。