ここで思い出したのは、30年以上前になりますが、アメリカに初めて行った時、ホテルのプールで見て衝撃を受けた“Swim at your own risk”という看板です。日本なら天候などの状況により「遊泳禁止」とするか、泳いでも良いのなら、監視員をつけて安全を確保する、ということになる気がするのですが。。。
片や、自由と自己責任の“It’s up to me/us!”精神、片や、自分以外の権威や規則に寄りかかった言動。後者は、先ほどの「禁止だぞ!」おじさんのような発言になったり、また、権威なり権力に寄りかかって言動した結果が悲惨だった場合は、「こんな私に誰がした!」という、自己責任を放棄した他者非難症候群につながるわけです。
話が少し大げさになったかもしれませんが、そんなことを—虎の威を借る“正義”の押し付け vs. 自己責任にもとづく自由—、つらつらと考えさせられたできごとでした。