【未来の可能性を最大化する】ディシジョンマインド社は研修やセミナーを通してみなさんの経営戦略に必要な意思決定力の向上を支援する会社です

これまで何回かのブログ記事で言及してきた、コミュニケーションの質を高め、衆知錬成とエンゲージメント向上に資する（と、私が期待する）「突込みAIアイちゃん」の実現性について書いてみたいと思います。

※「突込みAIアイちゃん」については、以下のブログ記事をご参照下さい：

[勇気とリスペクトと思いやりを持った「本気の突込み」で建設的なワークショップを実行すれば、大半の問題は解決できる!?!]

このコンセプトについては、昨年末から友人・知人との雑談が盛り上がる度に、色々な人に話をしてきたのですが、最近2人の信頼する友人から、その実現性に関し、ポジティブなフィードバックをもらうことができました。

友人Aさん（医療機器関係の業界が長い方ですが、もともとITのバックグラウンドを持った方）：

Aさんは私のアイデアに強い興味を持って下さり、ITバックグラウンドを生かして、（ChatGPTのAPIである）GPTに私の上記ブログを読み込ませました。その上で「突込み」をするよう指示したところ、ある程度期待通りの回答がGPTから戻ってくることをテストで確認下さいました。

実際の質問と回答を送ってくれたのですが、学習データを増やせば、より的確な回答が得られるのではないかという期待が大きくふくらみました。

そこで読者の方々へのお願い/ 呼びかけなのですが、籠屋の過去のブログをすべてGPTに読み込ませて、どのような質問をすると、どのような回答が返されるか、調べてみて頂けないでしょうか?

もしくは、期待する「突込み」が戻るようにGPTを学習させる方法を探してみて頂けないでしょうか?

もし可能なら、ご自分の属する会社や組織の会議やワークショップのライブな議事録を引っぱり出して、そこに突込みを入れて、それらを学習データとして活用してみれば、さらにレベルの高い「突込みAIアイちゃん」のプロトタイプができると期待しています。

次は友人Bさんのフィードバックです。（ファイナンス系のバックグラウンドを持つ方ですが、長くシリコンバレーで活躍しておられ、そのうちの数年間、同僚として一緒に働きました。その後、技術系スタートアップの経営にたずさわったり、そういった企業の支援をしたりで、技術トレンドへの造詣の深い方です。）：

Bさんも「突込みAIアイちゃん」の、AI技術を活用した実現可能性にはポジティブで、加えて次のような助言を下さいました。

（籠屋の持論のように）「上司に当たる人達が自戒して、衆知破壊発言や意味不明発言をなくすようにし、それでも時にうまく行かない時やつい失念したときには、部下や同僚に突込んでもらうように、普段から伝えておけばいいだけのこと」ではあるものの、人間誰しもつまらないプライドや、「地位」故の自己過信に囚われることは避けられないので、それを生身の人間である「部下」ではなく、「ウェブ上の公開集合知」にチェックしてもらうのであれば、誰の面目もつぶさずにすむので、有効だと思う。

但し、「突込み」や自分の発言に対する「助言」をChatGPTから受けたときに、「あぁChatGPT様の御託宣だから、正しいに違いない」などと困った受けとめ方をするナイーブな（ウブな）経営者が出てくる可能性もあるので、「アイちゃん」の突込みに対して、生身の人間のファシリテーターがそこにいて、参加しているメンバー各人のバイアスや「守りたいもの/ 突込まれたくないもの」といった意識を（良い意味で）「読んで」、アイちゃんの突込みをネタに議論を発展させることが重要ではないか、ということでした。

確かにその通りで、アイちゃんには忖度なしの厳しめの突込みをしてもらい、それをトリガーに、人間のファシリテーターが「斟酌（しんしゃく）」しつつ議論を建設的方向にもっていくのが良さそうだと感じた次第です。

以上、2人の友人からのポジティブなフィードバックで、「突込みAIアイちゃん」の実現可能性について大いに勇気をもらいました。

このブログ記事を読んだ読者の方々から、さらに先に進めて行くためのアイデアやフィードバック、さらにはトライアル結果や経過をお知らせ頂けると大変ありがたいです。

熱心な方が何人か集まったら、「突込みAIアイちゃん」実現の為のアイデア交換会的なワークショップが開催できたら、と切に願っています。